反抗的味噌汁の歌

うた「反抗的味噌汁」


歌をうたおう、と思った。

社会人になり一人暮らしを始めた事を機に、生きている間中ずっとつきまとっていた世界のいやらしさに反抗したいと思って、米と味噌汁ばかり食べて生活するようになり、味噌から始まり服や家具も自作するようになった。

そして、自分の生活を素材にした社会に向けての表現だ、自分の生活は作品だ、と息まいて、生活の記録を「反抗的味噌汁」という本を自費出版した。

本が完成したとき、
「そうだ、本が完成してこんなにめでたい時なんだから歌も作ろう」と思った。

音楽の授業や合唱コンクールで、下手すぎるよとクスクス笑われた事や先生から小さい声で歌ってねと言われていた事で、音楽には嫌悪感ばかり感じていたけれど、それでも不思議と歌うことの気持ちよさとか楽しさはしっかり感じていた。

あんなに気持ちいいことを音痴だと笑われたぐらいでやらないのはもったいない!
と思っていたし、
金にならないからって自分を表現する方法を教えてもらえず機会も失っているせいで、現代社会の生き辛さが生まれているんだ!
とそんな事まで想像して、

知識も楽器もないけれど、声出せば歌になるだろ!、歌を作った。

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